昨日、3月31日11時発の飛行機で、大学生活の大部分を当店スタッフとして費やしてくれた亜弥さんが、就職先に向けて旅立っていきました。今日から社会人として、企業研修が始まるというのに、その前日まで全力で働いてくれて、数々の想い出とともに、感謝と惜別の寂しさとで、なんとも言えない気持ちになりました。朝方、妻とふたりで亜弥さんのアパートの前で、その門出を祝い、そのまま僕は千歳まで車で送ってあげました。新しい人生、当店で頑張った経験を活かし、思い存分頑張ってほしいと思います。
そして今日から、亜弥さんに代わる新しいスタッフ、くるみさんがメンバーに加わりました。大学入試で小樽へ来たときに、お母さんと一緒に当店で食事をされて、その時から当店で働いてみたいと思ってくださっていたそうで、先日お電話をいただき、今日、初対面しました。とても清潔感のある、そして意欲溢れる子で、妻と千紗さんからさっそく仕事を教わって、早くもすっかり店に溶け込んでいました。まだ入学前の、なんとウチの下の子のすーちゃんよりも年下の女の子が、これから当店スタッフとして頑張ってくれることになりました。ギターも少しやっていたということで、営業終了後には一緒にギターを弾いたりして、なんだかずっと前からいたような気までしてきました。
亜弥さんもそうでしたが、うちのスタッフは皆、もともとお客さんとして来て、気に入ってきてくれた人ばかりで、僕としてはその時点で本当にやりやすいし、店を心から好きでいてくれるから、仕事も接客も、気持ちを込めてやってくれて本当にありがたい。くるみさんにとって、小樽に家族ができたと思って、安心して4年間、伸び伸びと頑張ってほしいと思います。そして、お客様方にも、ぜひ温かく迎え入れてあげてほしいと思います。
それにしても、くるみさんは2006年生まれだとのこと。僕あたりに言わせれば、そんな最近生まれた人と一緒に仕事するなんて、想像もできませんでしたし、ジェネレーションギャップなんてもんじゃない、かなりの落差があるんじゃないかと心配しますが、若いエネルギーをもらいつつ、僕の「昭和の味わい」というのを、分け与えてあげたいと思います(笑)。
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